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先日、小さな味のないメロンを切って食べました。その小さくて味がほとんどないメロン、実は夏にいただいた大きな甘いメロンの種から育てたものだったのです、家のベランダで。
種をプランターに撒いて、水を毎日あげて、花が咲いたら自分で人工授粉させて、やがて実がなるのを待ちました。かなり感動的なプロセスでした。

夏の暑いとき、メロンを食べながらボーっとしていました。食べたメロンの種を植えたら芽が出て、どれぐらいまで育つことができるのだろう、と。ネットで検索してみたところ、実際それを実現している人もいることを知りました。
人口受粉が必要なことなどもそこで知り、自分もやってみたいと思うようになりました。
まるでちょっとした大人の自由研究みたいですね。

種が芽になり、芽から色々な葉っぱやツルが生えて伸びて行き、花ができてその受粉させた花の根本の部分が膨らんでいってメロンになるという過程は、夏中見守っていた私にとっては奇跡に近いものでした。

命を育てたことになるのですよね。私にとってあの一個しかできなかった小さなメロンは奇跡のメロンだったのです。

育ったメロンは、味やサイズは元々のメロンと大分違うものになりましたが、それでも良いのです。食べた果物の種を捨てずに植えて、それをずっと育てることがここまで楽しいことだなんて初めて知りました。今は果物や野菜を食べるたび、「この種を植えたらどうだろう?」とばかり考えるようになりました。
新しいミニ農園の趣味ができてしまって、今となってはベランダはプランターだらけになっています。